InstagramのUGCとは?マーケティング成功事例と実施方法を解説

UGCは世界的にも国内でも盛り上がっているマーケティング方法です。

MarkeholicでもUGCマーケティングを複数アカウントで実施していますが、フォロワーを増やすのにも稼働コストを減らすのにも効果的です。

UGC関連アカウントだけでも20万以上のフォロワーが集まっている実績があるので、運用の相談があれば問い合わせよりご連絡ください。

この記事ではUGCはなぜ人気が出てきているのか、実際にどのようにマーケティングを実施していけば良いか解説していきます。

目次

InstagramのUGCとは?

UGCとは、ユーザー生成コンテンツのことです。

ブランドのフォロワーや消費者によって作成され、ブランドが自身のアカウントで共有するコンテンツとして定義されています。

例えばvetementsの服をきた写真をInstagramに投稿すると、vetementsの公式アカウントがキュレーションして投稿する、といった感じです。

特にアパレルはUGCマーケティングが効果的です。

2021年の調査では、回答者の80%がUGCは購買の意思決定に大きく影響すると回答しています。

UGCによるマーケティングのメリット

データはアメリカのものですが、

・消費者の90%は、UGCが購入の意思決定に最も影響すると考えている

・買い物客の73%は、UGCが全体的な購買意欲を高めると考えている

・61%の買い物客が、UGCはブランドとの関わりを持つきっかけになると回答

UGCは、マーケティングの世界に大きな変化をもたらしました。

UGCによりブランドへの信頼を高めることができます。

UGCのもう一つの利点は、フォロワーを増やすのに役立つということ。

また、UGCの活用によって、より多くのコンテンツを無料で手に入れることができます。

つまり、UGCはお金をかけず信頼性を高めることができるマーケティング方法、ということです。

UGCの具体的な事例を紹介

ウェブ上に存在するユーザー生成コンテンツには、さまざまな種類があります。

下記順番に紹介していきます。

レビュー、評価、お客様の声

ブランドや特定の製品について顧客から得たフィードバックは、UGCです。

良い評価を強要することはできませんが、高品質の商品やサービスを提供し、お客様に喜んでもらうことはできますよね。

良いレビューや評価を得られたら、それをウェブサイトや商品ページに掲載することができます。

Yotpoによると、商品のレビューや評価を追加することで、4倍のコンバージョンにつながるデータが紹介されています。

コメント

コメントも多くのブランドが簡単に利用できるUGCの一種です。

SNSに定期的に投稿したり、ブログにコメント欄を設けたりしていれば、コメントという形で大量のUGCを獲得することができるでしょう。

コメントを獲得したら複数のコメントを取り上げ、コメントを紹介するカルーセル投稿を作成することもできますよね。

タグつけ投稿の利用

多くの既存ユーザーが、ブランドで最近購入したものについて投稿したり、あなたのブランドの商品を映した写真を共有しているかもしれません。

SNSユーザーは、このようなコンテンツをたくさん共有しており、あなたのブランドにとって有益なものになり得ます。

あなたのブランドをタグ付けした写真を共有するように依頼することができます。

また、良い投稿には景品や特別なプロモーションを提供することで、インセンティブを与えることもできます。

インセティブはあなたのブランドにとって大量のUGCを生み出すことになります。

例えば、Airbnbは自社のソーシャルメディアページでUGCをうまく活用しているブランドです。

Instagramでは、Airbnbのフィードは、ユーザーがAirbnbの施設を訪問した際に共有した写真ばかりが表示されていますよね。

Airbnbはアカウントをタグ付けしてもらい、キャプションを付けて画像を再投稿し、画像にクレジットを与えているだけです。

簡単にUGCを活用できるので、Airbnbを参考に取り組むのはおすすめです。

InstagramでのUGCを活用事例

UGCは誰にでも利用できるものです。

特にお金をかけずに実施できるのが利点です。

他のブランドがどのようにUGCを活用してビジネスを拡大しているかを見て参考にしていきましょう。

BufferのUGC活用事例

ソーシャルメディア管理ソフトウェアの会社であるBufferは、InstagramでUGCを使用しました。

世界中のフォロワーが撮った写真をフィーチャーしたのです。

また、親近感を持たせるために、キャプションを工夫しています。

ハッシュタグ「#BufferCommunity」を使い、UGC戦略に成功しています。

ユーザー生成コンテンツを導入してから1年以内に、BufferのInstagramのオーディエンスは約400%増加しました。4,250人だったフォロワー数は21,000人以上に成長しています。

スターバックスのUGC活用事例

UGCでブランドの話題を作るもう一つの素晴らしい方法は、コンテストを通じて行うことです。

スターバックスのホワイトカップコンテストは、分かりやすい例です。

スターバックスのカップに落書きをするよう、フォロワーに呼びかけました。

このコンテストに参加するためには、ユーザーは自分のカップを写真に撮り、#WhiteCupContestを付けてSNSにデザインを投稿する必要がありました。

3週間で4,000件近い応募があり、幅広いユーザーにブランドが想起されるに至りました。

AirbnbのUGC活用事例

Airbnbは顧客に対して別荘や体験の写真をSNSに投稿することを推奨しています。

これらの投稿をInstagram上で紹介し、フォロワーに滞在を擬似体験させています。

さらに、キャプションにその場所やホストの詳細を加えることで、すぐに予約をできるようにもしています。

単に別荘の特徴を列挙するのではなく、ユーザー体験を伝えています。

この例から、UGCはブランドの物語を形成する上で中心的な役割を果たすことも可能であることがわかります。

InstagramのUGC活用のまとめ

UGC活用は、SNS上でミームとして取り上げられるだけでなく、安いコストでのマーケティングを実現します。

私が実際に運用しているアカウントでも、アカウント専用のハッシュタグをつけた投稿はすでに30万件を超え、いまだに増え続けています。

投稿の作成はユーザーによって共有された画像を使うだけなので、数分で完了しますよね。

UGCを活用しInstagramアカウントを成長させたい企業向けのサービスも提供しているので、興味のある方は問い合わせよりご連絡ください。

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